2023年5月29日
伊勢神宮から鳥羽方面に足を延ばした二見ヶ浦に賓日館(ひんじつかん)という大変立派な日本建築物があります。これは、伊勢神宮に参拝する皇族や賓客の休憩、宿泊施設として明治20年に建てられました。重要文化財に指定され、現在は二見町が管理し、多目的に利用されています。
この賓日館の観光大使を務める南部美智代先生は、古い着物や帯をミニ着物としてよみがえらせ、賓日館に展示して来訪者の目を楽しませています。(展示は不定期ですので詳細は賓日館にお問い合わせください)
JFFでは、 “大人も子供も楽しめる 和文化体験道場”をスタートします。
11月7日に開催する第1回目は南部美智代先生による和風クリスマスリース作りです。
クリスマスリースはキリスト教のものですが、常緑樹の松、ヒイラギ、杉を輪の形にして、その上にリボン、鈴、ブドウやリンゴの果物を飾ります。魔よけ、豊作祈願、新たな年の平和と繁栄の願いがこめられているそうです。日本の門松と似ていますね。
和風クリスマスリースは、着られなくなった帯締や着物が材料です。帯締で輪の土台、着物でつまみ細工やリボンの飾りを作ります。お気に入りの飾りをつけて“和風クリスマスリース”の出来上がりです。
使われなくなったものがこんな素敵なものに変化することを実感してください。
材料は弊社で準備しますが、皆様のお家にも眠っているものがあれば、和文化体験道場にお持ちいただき、一緒にクリスマスリースを作りましょう!
皆様のご参加をお待ちしております!