皆さん、お久しぶりです。JFFのイレニアです👋
今回は弊社の「和文化体験道場」ではなく、別の日本の伝統文化の一部のテーマを紹介したいと思います。
今回のテーマは「盆栽」です❗️皆さん、日本が盆栽の最大生産国であることをご存知でしょうか。
「盆栽」の言葉は文字通り「鉢に植える」という意味であり、これは日本語の「盆」(ぼん)と「栽」(さい)という言葉に由来しています。「盆」は盆皿を意味し、「栽」は植えることを指します。
私にとって、盆栽は「時と国境を超える芸術」とも言えます。それは、現代では、盆栽は古い起源を持つ芸術であり、日本だけではなく、海外でもとても人気だからです。世界中の盆栽の愛好者がますます増え、外国の方が盆栽に関する専門知識を得るためにわざわざ日本に来るのは事実です。
➡️私は初めて9月に盆栽体験に参加することが出来ました。盆栽について何も知らなかった私は、どんどん興味が湧くようになりました。皆さん、名古屋で「盆栽体験」に挑戦してみませんか。😁
盆栽を新しい趣味としてのメリットを四つ挙げられます。
🟢和文化を知る!盆栽は禅仏教に繋がっています。「わびさび」や「浮世絵」や「武士道」などような世界中で有名な言葉から日本史、日本芸術、禅仏教のフィロソフィーの素敵なテーマを学べる。
🟢精神的に良い影響!自然と触れ合うことがポジティブな感情を生み出し、集中力も高まる。
🟢身体的健康に良い影響!空気中の毒素を除去し、家の湿気を増やすことで健康を改善する。
🟢創造性を発揮出来る!自分の手でミニチュアの木の形で自然を再現します。
🟢季節の美しさを鑑賞!循環する自然の本質をより意識することが出来ます。
講師のお名前は「藤原・健」です。屋号は「盆栽藤原」です。
海外でも国内でも創造力と芸術力が高く評価されている盆栽師による個別指導
盆栽藤原の作品を鑑賞しましょう🤩
体験して頂いた方はみんな外国人でした❗️国籍はカナダの二人(アビーさんとスコットさん)、イタリア(イレニア)、スロバキア(アンドレーさん)でした。そして、英語通訳ガイドもいました😊
スコットさんとアンドレ―さんは上級レベルで、私とアビーさんは初心者でした。
これから、盆栽体験のそれぞれの部分に踏み入れましょう。
1)盆栽藤原見学
ご挨拶と自己紹介の後、藤原さんは盆栽園に飾ってある盆栽の特徴を説明して頂きました。こんなにたくさん盆栽と言った芸術作品に囲まれていて初めてでした 😃
2)盆栽全体についての講義
盆栽は小宇宙とも言えますので植木とは違います。盆栽を育てる意味は「植木鉢全体、土から苔から木の幹から枝、葉、花、美まで全て」楽しむことです。
盆栽藤原見学後、みんなで別の建物に移動し、体験室のテーブルに盆栽四つおいてありました。初心者はカキ、上級者は
特に、初心者は盆栽にアップローチするのは初めてですので、基本的な知識を身に着けるのは必要です。藤原さんは盆栽の歴史から管理までご丁寧に説明頂きました。
3)実技 ①:構想について💡
盆栽を作る時に、将来図を考えなければなりません。ですので、構想を練る必要です。
構想を練る時に「正面」を決めることはポイントになります。「正面」は盆栽の最も魅力的に見える方向を決めるということを指示しています。
上級者と違って初心者は正面を決めるのに時間が掛かります(笑)
4)実技 ②:剪定について ✂️
剪定とは、芽や葉を整理したり、邪魔な枝を切ったりする作業のことです。そして、3月下旬頃は一番ベスト。
芽を摘まんだり、葉の数を減らしたりすることで、日当たりや風通しが改善し、病害虫の発生を抑える同時に、樹木の健康を保つことが出来ます👏
5)実技 ③:針金かけについて🔗
正直に言うと、私には針金は一番楽しい作業だと思います😁
針金かけの目的は、枝が伸びる方向を強制することにあります。放っておくと、枝や芽が混み合ってバランスの悪い樹形になってしまいます。
針金掛けは人間が「ジムトレーニング」をするのと同じように、盆栽の枝も鍛えられます💪
針金だと銅線とアルミ線という二つの種類があります。一番目は硬くて曲げりにくい一方、二番目は柔らかくて扱いやすいです。もちろん、アルミ線は全て一緒ということではありません。樹木の種類や枝の太さによってアルミ線は太さに異なりますが、大事なのは枝を傷つけないことです。力を入れすぎないように気を付けましょう❗️
6)実技:植え替
そして、目的は、根の環境を整えることです。簡単だと見えますが、様々な作業がありますよ~
用意するもの・・・・鉢底ネット、アルミ線2種類、盆栽鋏、ペンチ、さい箸、盆栽の用土
① 長い根や量の多い根は根切りばさみで短く切ります。
切り過ぎないように気を付けましょう❗️
② 鉢底ネットをも鉢底穴より一回り大きいサイズは二カット。U字状に曲げた針金を内側から外側に通す。
針金を折り曲げて鉢底ネットを鉢に固定。
鉢底から二つの鉢底穴に眺めの針金を二本と雄。これで樹木を鉢に固定する。
③ みなさん、鉢も正面があることはご存知でしたか❓
木の正面と鉢の正面が合うことはポイントです。
④ 樹木の置き一を決めてから、針金で根を固定する。
そして、樹木と鉢の間に、箸で根と根の間まで入るように押し込みます。
これで、モニターツアー終了になります🙇♀️
モニターツアーで使った資料は藤原さんから頂いた本でしたが、私は他の参加者の皆さんのために英語で翻訳しましたが、やはり実際に盆栽を作ると翻訳した内容をさらに理解出来て、とても勉強になりました。
私が作ったカキの盆栽をベランダに置きましたら鉢の正面が間違ってると気が付きました 、、、樹木の位置一を決めることに集中しすぎて、鉢の正面をさっぱり忘れてしまいました🥲
“「盆栽」は単なる「販売」と「手入れ」のことではありません。 「盆栽」は世界中の人々を繋ぎますので、私はこれから多くの盆栽愛好者を増やしていきたいと目指します。そうすれば、この魅力的な日本文化の側面についてすべてを共有できるからです。
さらに、私は常に盆栽の手入れが人間社会の概念を完璧に表現できると考えてきました。人間は健康的に成長し、平和に生きるために、太陽と水だけでなく、バランスも必要です。
自然と同じように、人間が自分の中でバランスを見つけることが出来ます。したがって、人間は生活から悪い影響を切り捨てる必要があり、これは盆栽の話だと、剪定技術に例えることができます。これらは全て、まるで鉢の中の盆栽のように、より強く成長するのに役立つ小さな一歩です。” (藤原・健)
皆さん、よかったら盆栽藤原のInstagramに載っている盆栽作りを鑑賞し、そして是非フォローも😀